ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
danです。今週は、WBC(World Baseball Classic)で日本中が盛り上がりましたね。決勝戦、韓国の粘りで、9回裏に追いつかれた時は、サヨナラ負けを覚悟しましたが...。そこを何とか切り抜け、延長10回表2死でランナーを2人置いてのイチローの打席。全8球の間、いい歳をした大人が1球毎に痺れました。あの場面、"野球の神様"が最高の舞台を用意したんですねぇ。そこでタイムリーを打ったイチローは偉い!!彼が試合後コメントしたように「(神が)降りてきた」んだと思います(試合経過はこちら)
余談ですが、この試合、平日昼間ということもあり、ワンセグ携帯あるいは上記リンク先のようなリアルタイム速報で「観戦」した方が多いと思います(danもそうでした)。時代の流れを感じます。 さて、一方、大阪ローカル(一部の関係者間?)で盛り上がりを見せていたのが、大阪府庁の移転問題。現在の府庁を大阪南港コスモスクエアにあるワールドトレードセンター(WTC)に移そうという計画です(結局、議会で否決)。野球のWBCと似ているので、ややこしい。ichiも「えーっと、どうだったっけ?」なんて言ってます(笑)。と、ところが、インターネットで、読売新聞:橋下府政改革を見ると、3月26日の記事タイトルが『府庁整備、「耐震補強案軸に」…WBC案否決で』となっているではありませんか。最初、WBC漬けになったdanが読み間違えたかと思ったのですが、さにあらず。何度見ても(WTCではなく)WBCです。
担当者にもWBC熱が移り、校正が効かなかったようですね(^^;;。興味ある方は話のネタに覗いてみて下さい。3月28日現在、まだ「WBC」のままですが、近々修正されるでしょう。ということで、証拠というか記念画像をこちらにも載せておきます(右画像クリックで拡大。赤線はdanがつけたもの) 断食明け早々、しょうもないVOWネタですみません。お許しを...。
■後日譚 3/30朝 WBC→WTC に修正されているのを確認。同日夜、読売新聞様より御礼のメールも頂きました。実は、danからYOMIURI ONLINEに「間違っとるやんけ〜」という指摘メールを送っていたのですが、それが月曜日朝に担当者に転送されて、訂正に至ったようです(^^;;
2日目の朝、6時から御縁庵・母屋の掃除。どこを掃除するか、割り当てが決められています。私は母屋の台所だったので、御縁庵から母屋へ移動。気分が悪いな〜と思いながら、母屋の台所へ行くと、そこで力尽き、うずくまって動けなくなりました。動くと吐きそうになるのです。そのまま台所のストーブの前で、毛布にくるまって寝させてもらいました。ううっ、これからどうなるのだろう…と不安になりましたが、だんだんと気持ちの悪いのもおさまり、やがて普通に動けるようになりました。掃除の後の読書会、そして座禅を2回もパスしてしまった。坂田先生のお話も聴きそびれ、何とも残念でした。
空腹は常に感じていましたが、お腹が空いてどうしようもないということもなく、むしろだんだん空腹のつらさは薄れていくように思いました。それよりも身体のだるさと軽い頭痛を絶えず感じ、そちらの方がしんどく思えました。2日目のお昼に野菜ジュースが出て、ちょっと元気が出たのですが、逆にそれで気分が悪くなった人もいたようです。生姜湿布もありで、これも非常に気持ちよく、またいつも自分がしていたのとは少しやり方が違うので、勉強になったなあと思いました。 いよいよ3日目、最終日です。今日は食べれる〜!もう少しの辛抱。2日目同様、掃除に始まり(この日はちゃんとできました)、読書会、そして座禅。3回の座禅が終わり、いよいよ回復食をいただきます。母屋の台所に入ると、大根の炊いた匂いが何とも言えないくらい良い匂いに思えます。お膳にはお皿いっぱいの野菜が!こんにゃくの刺身と豆腐もあります。そしてどんぶりに水がいっぱい入っています。先ずはこの水を飲み干すとのこと。そして大根の煮汁をどんぶり一杯飲み(梅干を3〜4個入れて食べながら)、それから煮た大根とお汁を食べます。
最初のどんぶり一杯の水を飲むのがとてもきつかった。でもこの水とそして次の大根の煮汁で、断食によってはがれた腸の汚れを流して行くそうです。なので、ここを通らないと、次に行けない、つまり次の物をいただけないということでした。本当に頑張って、頑張って水を飲み、大根の煮汁を飲み、やっと大根をいただきました。お味噌をつけて一口、二口…うーん、美味しい!食事が進むにつれ、一人、二人とトイレに去って行きます。私にもやっと兆しが!めでたし、めでたし。
断食が終わると、今度は陽性に変わるので、非常に元気になるそうです。断食明けの日から3日間は、そば、うどん、野菜、果物、天然酵母パンなどで、なるべく少なめに食べるようにということでした。お米は、エネルギーが高いので、食べると元気になり過ぎて動き過ぎ、却って後で疲れてしまうので、食べないようにとのことです。裏を返せば、やはり元気の素は、「お米」ということになるのですね。最近の日本人がひ弱になったのも、昔ほどお米を食べなくなったからかもしれません。
今回の断食を通して、食べ物をいただけることのありがたさを、つくづく、しみじみ思うことができました。食べれるって本当にありがたい、ただそれだけでありがたい、そう思える、貴重な体験でした。お世話になった坂田道信先生・宜穂先生、そして一緒に断食をした皆さん・ご縁をいただいた豊福さんに、心から感謝です。
この三連休(3/20〜22)に「座禅断食」なるものに参加しました。文字通り、座禅と断食がセットになったものです。ネットで調べてみると、結構あちらこちらで開催されているようです。今回お世話になったのは、広島の向原(むかいはら)にある、坂田道信先生の所(御縁庵)で行なわれたものでした。きっかけは、千葉の眼鏡屋さん、豊福さん(過去のあすかDiary参照)が座禅断食のお話を楽しそうにされていたのを聞き、是非参加してみたいと思ったのでした。あすかのお客様&danの総勢7名でお世話になりました。そう、この7名、みんな豊福さんで眼鏡を作っていただいた、いわば眼鏡仲間でもあります(笑)(右写真。クリックで拡大)
初日の集合時間は午後6時。それまで、朝からお茶・水以外口にしないで断食開始。行きはバスとJRを乗り継ぎ、坂田先生のご自宅に建てられた「御縁庵」に到着。私は夕方くらいから、軽い頭痛を感じておりました。早くも陰性の排毒か?断食中は、陰性なものが排毒されるそうです。陰性なものは上に上がるので、吐き気がしたり、頭痛がしたり、また、身体が冷たくなったり、だるくなったり、鼻水が出たり…という症状が出るそうです。 御縁庵に着くと、もう他の参加者の方も、殆ど来られていました。今回の参加者は20名。まもなく坂田先生のご挨拶に始まり、参加者の自己紹介がありました。半分以上の方がリピーターとのこと。リピーターの方曰く、今回は初参加の方が多い、そして女性が多いそうです。いつもはどちらかと言うと男性の方が多いとのことでした。
いよいよ座禅開始!20分の座禅の後、40分の休憩。これを初日は3回繰り返します。3日間で、合計15回の座禅がありました。座禅の前に毎回坂田道信先生(左写真。御縁庵では作務衣姿でした)のお話が数分あります。このお話が毎回とても素晴らしく、感動の連続でした。先日豊福さんご夫妻がご来店された時に、「坂田先生のお話は面白いですよ。みんなに話していても、自分のためだけに話してくださってるように思えますよ。」とおっしゃってたのが、実際お話を聞いて、まさにその通りだと実感しました。
さて、初日が無事終わり、お風呂に入って就寝。ふかふかのお布団でゆっくり眠れるぞー、と思いつつ、あれっ、なんか身体がだるいし、胃の辺りもムカムカするような気がする…。排毒が進んでるのかな。そう思いながらも、眠りに就いたのでした。(【その2】に続く)
◆参考サイト ハガキ道の元祖・坂田道信先生の講演録
3月14日は、皆さんご存知の通り、ホワイトデー。ちなみに、3月13日はサンドイッチの日です。"3と1"(サンとイチ→サンドイッチ)の語呂合わせと、1が3に挟まれている形(サンドイッチ状態)から来ており、最初に思いついた人は偉いっ(^^)。後、サンドイッチの名前の由来となっているサンドイッチ伯爵の誕生日が11月3日なので、これにイイサン(ド)という語呂をかけて、11月3日こそが本当のサンドイッチの日である、という説もあるそうな...。
さて、3月14日は円周率の日でもあります。これは円周率の数字が3.14...ということで分かりやすい。以下、円周(率)にちなんだ話題を。
大阪市中央区にその名も円周寺というお寺があります。danは法務局への行き帰りに時々その前を通るんですが、パッと見、お寺っぽくないビル風の建物(写真左)だし、寺の名前が円柱じゃなくて三角柱に表記してあるし(写真中)、どこが"円周"??(半ば言いがかりだな...)「円周」にちなんで、洒落でいいから、3月14日にイベントをやれば受けるのに(^^;;
注文ばかりつけていますが、実は、ここのお寺の掲示板に毎月の標語というか箴言が出ていて、勉強させてもらっています。今月の箴言は「苦しいことから逃げていると楽しいことからも遠ざかる」(写真右。クリックで拡大) その通り!「♪人生楽ありゃ、苦もあるさ〜」ですよね(^o^)。"失敗の反対"に成功があるのではなく、"失敗の延長線上"に成功がある、という言い方もできるでしょう。この掲示板には固定ファン?も居るらしく(少し古いですが)過去の箴言をまとめたサイトも存在します。興味のある方はこちらへどうぞ。
この冬も、例年通りお味噌を作りました(あすかDiary 2006/02/28、2007/01/07参照) 2月に実家の母と米味噌を、そしてつい先日、以前料理教室に来てくださっていた仲良しクラスの方々と、麦味噌を作ったのです。
集まった殆どの方が、味噌作りは初めてとのこと。最初に材料や大豆の炊き方、大豆:麹:塩の割合について、ざっと説明をし、早速作業開始。先ずは大豆を潰します。実家でいつも使っている餅つき器に、炊いた大豆を入れて潰します。順調に潰れていく様子を、皆さん感心して見ていました(写真左)
大豆を潰している間に、塩と麹を混ぜる、所謂「塩きり」をしておきます。潰した大豆をもち箱(これも実家から借りてきたもの。大豆と麹・塩を混ぜるのに、丁度良い大きさなので、いつもこれを使っています)に広げ、ある程度冷めてから塩・麹を入れ、混ぜて行きます。みんなで交替で混ぜてから、空気を抜くようにボールに丸めていきます。「手がスベスベになったみたい♪」「ほんと、しっとりしてる!」という喚声が上がります。麹のお陰?大豆アミノ酸のお陰?(^^)(写真中央)
出来たボールを甕に入れ、空気が入らないようにグイグイ押さえながら詰めて行きます。ここが一番力が要るところ。量が多いと結構骨が折れる作業です。さすがに男性は力がありますね、大きな手でグイグイと、横で見ていても気持ちの良いくらい、押しが強いのです。総勢7名でワイワイ言いながら、楽しく味噌作りは進んでいきました(写真右)
この日一番嬉しそうに、楽しそうに作業をしていたのがMさん(男性)。途中「楽しいわ〜」を連発。今回作ったのが麦味噌なので、次は自分で米味噌を作るとのこと。「大豆を何で潰すかが問題ですね〜」と、早くも思案中でした。約半年後に、熟成したお味噌を分け合うことになっています。7人の気持ちと手の温もり、そして笑いが入った、美味しい美味しいお味噌に、きっとなるだろうなぁ…と今からとても楽しみです。
橋下大阪府政が誕生して早1年(あすかDiary 2008/01/20、2008/01/28参照) TV的で見ていられないという声もありますが、府民の関心を集めた功績は大きいと思います。実際、橋下さんが知事になって以来、danは、橋下知事(ひいては大阪府政)の動きをウォッチングするようになりました。右は先月発売の『橋下徹研究』(産経新聞出版)。ここで、意外な人物(デーブ・スペクター)の書評を読むことができます。「へぇ、こんな文章が書けるんだ」と彼を少し見直しました。
現在、府庁のWTC移転を巡る動きが焦点となっています。東京都庁が丸の内から新宿に移った時の状況と似ていますね。財政破綻、議員の猛反対、庁舎が手狭(各部署が周辺のビルに間借り)、都心を離れて西への移転、等々。東京の場合、バブルの追い風もあって移転できましたが、大阪はどうでしょうか。府庁に行ったことがある人はお判りでしょうが、あの周辺は時代の流れから完全に取り残された感があります。NHK大阪や大阪府警が相次いで最新鋭のインテリジェントビルに生まれ変わってますし、1986年建替えの大阪市役所と比べると"周回遅れ"の状態。 府庁の耐震補強の決定に18年、知事が変わってまた蒸し返し、という経緯は置いておいて、府庁移転で停滞気味の大阪に"活"が入るでしょうから、個人的には賛成です。とはいえ、どうも決定力やスピード感に欠けますね。四半期サイクルで動いている世の中なのに、一部の議員の方は4年サイクル(1期勤め上げてから...。つまり16倍の差)で考えているようですし。橋下知事が苛立つのもよく判ります(^^;;
さて、府政ウォッチングする中で、大阪府のホームページもちょくちょく見るようになったdanですが、最近、外国人向けのページの中に左のような画像データがあることに気づきました。外国人向けのページは単に日本語を翻訳しただけではなくて、Non residents(つまり観光客)向けのコンテンツにもなっています。
左は Desktop Wallpaper:Images of Osaka と題された、PCの壁紙用データの一部(2009年2月、3月)です。観光絵葉書にそのまま使えそうな写真が、去年の4月から、毎月2枚ずつアップされています。皆さんもよかったらお試し下さい(^_-)
昨年10月に開講しました料理教室・基礎コースも、2月で終了しました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。5回の教室を無事終えて、ホッとしています。引き続き、4月からの応用コースの方へも、多くの方がお申込みいただき、嬉しくありがたく思っています。
約半年のブランク(充電期間)の後、再開した料理教室でした。今回から、レシピに料理の写真を載せるようにしました。私自身、レシピ本は沢山持っていますが、そしてほとんどの本が写真入りですが、中には写真無しの、文字ばかりの物もあります。レシピを見ても、やはり料理の写真付きの物が、「美味しそ〜」とイメージがわき、作る気になるので、料理教室のレシピもなるべく写真入りにしようと思いました。
楽しく、わかりやすく、料理の面白さを少しでもお伝えできるようにという目標を立て、進めて来ました。参加者の方々には、どう受け取っていただけたかは分かりませんが、毎回精一杯努めたつもりです。最終回に皆さんに書いていただいたアンケートを読ませていただき、嬉しかったり勉強になったりで、皆さんの声を次回に生かしていこうと思います。
3月の間に、次の教室の構想を充分練って、充実した楽しい料理教室にして行きたいと思っています。