ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
あすかの常連様Mさんと、どっかで摘み菜(野草摘み)をして料理して食べたいなぁ、そうやね〜、行こう!行こう!というノリで話してたのが3月頃だったでしょうか…。5月なら、気候も良くて良いかもね、ということで、随分前から楽しみにしておりました。そして当日(5月17日)…。
朝9時にあすか集合。その日の天気予報は、午後から雨。しかも所により雷雨になるというものでした。お天気に不安を抱きつつ、あすかのお客様とdanの総勢9名で、奈良県の東吉野村へ出かけました。昼食は『月うさぎ』というお店でいただきました。車を走らせていると、時々お店への道案内が出てきます。そして実際のお店(の看板)は、知らないと見落として通り過ぎてしまいそうな、いきなりの現れ方でした(中央写真中)
食事の準備ができるのを待つ間、しばし犬とたわむれ(こころ&つばき)(中央写真下)、ほっこりとした時間が流れます。ウグイスが鳴き、蛙の鳴き声が聞こえます。たまに一瞬の晴れ間が差すと、このまま何とか帰るまでお天気がもつのでは…と期待してしまいます。そろそろお腹もすいて来たぞーという頃に、食事の準備ができました、ということでお店の中に入りました。
畳の部屋に一枚板の大きなお膳、本当に居心地の良いお部屋です。天然のアマゴの塩焼き、煮物、木の芽和え、葉わさびのおひたし、そして玄米ごはん(左写真中)。ここで玄米をいただけるとは思ってもいませんでした。しかもその玄米ごはん、とってもおいしいのです。圧力鍋で炊いた、もっちりした、私好みの玄米でした。満足満足(^^)
食事の後は、いよいよ摘み菜開始。少し雨もぱらつき出しました。途中降ったり止んだりの中、葉わさび、ワラビ、ヨモギ、ミツバ、山椒の葉などを摘んで行きました。摘み菜に詳しい方がいれば、もっと食べられる菜を摘めるのでしょうが(食べてはいけないものはほんの少しで、ほとんどのものが食べられるらしいです)、なにせ全員素人なものですから、この程度にしか摘めませんでした。それでも自ら野草を摘むのはやはり楽しいもの。あっここにミツバが、ここにワラビが…と夢中になって摘んでいました。
あすかに帰り着いたのが4時頃。早速天ぷらにでもして食べましょう!ということで、みんなでワイワイ食事の用意。ミツバとヨモギを天ぷらにし(右写真中)、小腹を満たしました。皆の日頃の行いが良いのか?心配していたお天気も、摘み菜が終わるまで何とかもち、楽しい楽しい一日となりました。また是非行きたいな〜。
皆さん、楽しい一日、ありがとうございました。スケジュールを立てたり、皆への連絡など、いろいろお世話くださったMさん、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。
5月12日(火)の夜、石笛(いわぶえ)奏者・横澤和也さんにお越しいただき、横笛と石笛の演奏をしていただきました(→過去の演奏会風景等はこちら)。この日お集まりいただいたお客様は13名様。横澤さんとのご縁をいただいた、師みのりさん時代の友人も来てくれました。横澤さんも、みのりさんの話を、懐かしそうにされていました。
この日のお客様の中に、石笛を持っておられる方がいらっしゃいました。その方がおっしゃるには、横澤さんの吹く石笛は、曲になっている(メロディがついている)ことを、とても感心し不思議がっておられました。その方が実際に吹くと、ただ音がなるだけで精一杯ということです。石笛というのは、石に穴があいているだけのもの、なのになぜ曲になるのか…そのお客様がおっしゃることも、尤もです。そのあたりが、熟練と魂の込め方などによるものなのでしょうか…(下写真、イベントより。クリックで拡大)
その日の遅くから降り出した雨と、心の奥に響く笛の音にすっかり洗い清められたように、翌日は非常に清々しく、気持ちの良い朝を迎えることができました。横澤さん、いつもありがとうございます。来てくださったお客様、楽しい時間を共有でき、感謝です。
■音魂霊(横澤和也さんのオフィシャルサイト)
外尾悦郎さんの依頼により行われた サグラダファミリア大聖堂での「奉納演奏」映像(You Tube) がアップされています。