2007年5月

石笛演奏会

 5月23日(水)、久々のライブを行いました。ゲストは、石笛(石の笛と書いて「いわぶえ」と読みます)奏者の横澤和也さん。

 石笛というのは、石に貝が穴を空けて行って笛になったものです。だから全くの自然の産物。世界に同じものはひとつと無いものです。横澤氏の話によると、他の石に機械で同じように穴を空けても、同様の音がするらしい。しかし、貝が少しずつ少しずつ、何年も何年もかかって穴を空けた物にはストーリーがある。音は同じでも、やはり違うはず、ということでした。そしてそれは目に見えない何かの力であると。

 さて、いろいろとお話を交えながらの演奏会は、先ずは横笛の演奏で始まりました。それから石笛についての説明があり、いよいよ石笛の登場です。石笛の音色は、お集まりいただいた方のほとんどが、初めて耳にされたようです。時には体を突き抜けるような激しく鋭い音、時には優しく包むような音色に、皆さん、どうお感じになったでしょうか?

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左から順に、「石笛」 ・ 「横澤さん(手前右)を囲んで」 ・ 「当日の弁当」

 最後にまた横笛に持ち替えて、何曲か吹いてくださいました。童謡「赤とんぼ」が流れた時には、こらえ切れずボロボロ涙が出てしまいました。というのも、今回横澤さんに来ていただくことになったいきさつや、肝煎りをして下さった師みのりさんのこと、そしてこの「赤とんぼ」はみのりさんが大好きな曲であること、などいろんな想いが、自身の中に溢れ出てきたのでした。

 とにかく、無事終わったことで、今はホッとしています。お客様にも演奏を楽しんでいただけたこと、また、初対面のお客様同士で交流を深めていただけたようで、そのこともとても嬉しく思います。

 素晴らしい演奏を聴かせてくださった横澤さん、いろいろ心配をかけて、また当日お料理を送ってくださったみのりさん、本当に感謝感謝です。来てくださった皆様、ありがとうございました。また何か楽しいことを企画したいなあ、と思っています。

■参考サイト 五千年の時空を超えて蘇る神の笛 石笛

バラが咲いた♪

 中之島公園のバラが、今とても綺麗です。赤・黄・ピンク・白など、色とりどりに咲き誇っています。鮮やかな赤色も美しいのですが、淡いピンクや黄色もとっても可憐です。あすかに食事にお越しのお客様には、是非バラ園とのセットで楽しいんでいただきたいものです。

 店を始めた頃、松原の実家から通っていたのですが、北浜駅で降りて難波橋(ライオン橋)を毎日渡っていました。バラ園のバラは真冬から一時姿を消します。つまり何も咲いていない「冬枯れ」状態になるのですが、これが何と一夜にして咲くのです!毎日バラ園を見ながら橋を渡っているのですから、見間違うことはありません。この変化にはびっくりしました。だんだんに咲いて行くものと思っていたのですから。時は折りしもゴールデンウィーク直前。しばし考え、ははーん、そういうからくりだったのか…。皆さんも多分おわかりでしょうね(笑)

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 何はともあれ、美しく咲くバラには心がなごみます。それでいいじゃないの。これから何ヶ月もの間、管理・手入れも大変だと思います。あすかのお客様にも足を運んでいただけるよう、お薦めしていきたいなあと思います。