ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
少し遅れ気味だった今年の紅葉も、最近やっと各地で見頃となって来たようです。何故か11月は奈良づいておりまして、今月だけで3回も行きました(^^;;僅か2週間足らずの間に古都の彩りも随分変わったように思います。
先日23日の祝日には、「清澄の里 粟・AWA(きよすみのさと あわ)」という所へ、食事に行きました。少し風は冷たかったものの、秋晴れの素晴らしい日和でした。近鉄奈良駅から車で20分ほどの、山里にあるレストランです。
大和の伝統野菜をはじめ、いろいろな珍しい野菜を、実物を見せていただき、説明をききながら美味しくいただきました。皮が真っ黒な大根(確か「黒丸」という名前だったような)や、赤い大根、日頃よく食べているけど、原料としては初めて見る「こんにゃく芋」など。
1年ものと3年ものでは、大きさが全然違い(3年ものが5〜6倍、いや、もっと大きいかな?)、びっくりしました。こんにゃくに加工するのは、3年もの或いは4年ものを使うらしいです。 食事の後、デザートの前に少々腹ごなしにと、外に出て散策。粟さんでは、山羊の親子を飼っておられます。ボス・ナナ夫婦に、子山羊のペーターちゃん(右写真中央、青菜を一生懸命食べるペーターちゃんとお父さんのボス)
自由に餌をやってもいいということで、用意してくださった青菜や干草を食べさせました。ガツガツと美味しそう?に食べるけど、決して取り合いなんてしません。やっぱり草食だから穏やかなのね!
ということで、ゆっくりと食事を楽しみ、秋の山里の風景を満喫した、素敵な一日となりました。一緒に行ったのは、私の初期マクロ仲間たち&danの総勢6名。今度は山菜が豊富な春の季節に是非行きたいね、と意見が一致しました。
粟の皆さん、ごちそうさまでした。美味しかったです。本当にほっこりとできました。ありがとうございました。
あれは、いつだっただろう?和田萬の深堀さんと、イベントの企画を立ち上げたのは…。確かまだ暑い夏を迎える前だったように記憶しています。11月3日(文化の日)に、胡麻の老舗・和田萬さんと合同でイベントを行いました。「未来祭り」と名付けたこのイベント、文字通り未来へ向かって前進して行く、つなげて行く…という意味合いを込めたものです。
当日は、二十数名の方々にお集まりいただき、また多彩なゲストの方のパフォーマンスと演奏で、大いに盛り上がりました。先ずは、金魚絵師・深堀隆介さんのパフォーマンス。大きな屏風に黒一色で金魚が見事に描かれて行きます。描き終わってから、実はこちらが表です、と屏風自体をひっくり返し、裏から光を当てると、金魚の背に濃淡が浮かび上がりました。お客様から一斉に拍手喝采!お次はあすかスタッフみきちゃんのウクレレバンド(スーヴェ二ールアパートメント)の演奏です。可愛い乙女ユニットの演奏に、場は一気になごみました。
(写真提供=あすかスタッフ Chikaちゃん)
この日は玄米と胡麻とのコラボレーションがテーマ?でしたので、お料理の方は、玄米おにぎりは勿論のこと、胡麻を使ったお料理・お菓子をご用意しました。(黒胡麻豆腐、南瓜のサラダ・胡麻ドレッシング和え、胡麻をたっぷりまぶした蓮根のキンピラ、ゴマのしっとりケーキなど)店の外では、クレープパティシエ宮内さんの実演販売もありました。私もツナ入りのクレープをいただきました。とっても美味しいクレープでした。特にクレープの生地が美味しかった。お客様も非常に美味しいと満足されていたようです。
イベントの最後を飾っていただいたのは、フルート奏者の塚本糸里さんの演奏。クラッシックからポップスまで、馴染みのある曲を選んでいただいたのか、親しみのあるメロディーを次々と奏でてくださいました。やはり生演奏というのは、心に染み込んで来るのか、イベントを無事やり終えた嬉しさからか、熱い想いがぐっとこみ上げて来るのでした。深堀さんも最後の挨拶で、ウルウル来ていた、とお話されていました。
素敵なパフォーマンスや演奏をして下さった、深堀隆介さん、スーヴェ二ールアパートメントの皆さん、塚本糸里さん、本当にありがとうございました。お集まりいただいたお客様、いかがでしたか?楽しかったですよね!ありがとうございました。そして、最後に、今回のイベントの立役者、和田萬の深堀さん、本当にありがとうございました。深堀さん無しでは、絶対に出来なかった。感謝です。
終了後、深堀さん、宮内さん、恵子ちゃんの4人でささやかな打上げ。あの時飲んだビールは最高に美味しかったよ!(^^)
■参考リンク(写真を掲載して頂いています)
スーヴェ二ールアパートメントさんのブログ
わだまんサイエンスさんの紹介ページ
わだまん 松の<男やったら自然派日記>
あすかスタッフ3年目の恵子です!料理のこと、野菜のこと、体のこと、心のことなどいろいろ勉強しながら楽しく働かせていただいています。今回は初めてのブログで、何を書こうかとドキドキで悩んだ挙句、これしかない!と思った、大好きな本を紹介します。 本のタイトルは、「リトル・トリー」
私はこの本を何十回と、本が擦り切れるくらい読んでいます。この本は、私に、何が大事で何が要らないのか、という、自然でエコロジーな暮らしがしたい!と思うキッカケを作ってくれました。
これは、インディアン少年が、祖父母と自然の中で生き方を学んでいくというストーリーです。この本は、自然の中で生きる厳しさはもとより、インディアンの苦しい歴史も描かれています。そして何より、祖父母の言葉の中に、生きていく上でとても大事なメッセージが込められています。
ある日、おばあちゃんが言います。「いいかい、リトルトリー、理解というのは愛と同じものなの」「体の心 -Body mind- の言うままになって、欲深くなったりしないこと。そうすれば、物事を理解できるようになるんだよ」
....ここで私はいつも涙します。
また、ある時リトルトリーがガラガラ蛇に襲われそうになったのを、おじいちゃんが助けて、おじいちゃん自身が蛇の毒にやられて命の危機にさらされます。そんな時でもおじいちゃんは言います。「誰のせいでもないんだよ。ガラガラ蛇のせいでもない。起こってしまった事は、誰のせいにしても始まらないんだよ」
....そしてまた私は涙します(笑)
自然の中で生きるという事は、常に生死と向き合っているということ、そしてどんな時でも自身に起こったことを理解しようと努めることができるのは、自然の中で生きているという強さがあるからだと思いました。
この本を読んで、私自身、人間は自分が思っている以上に強くて、いろんなものを持っていなくても生きれるんじゃないかと感じました。そして生活の中で、できることは何かを探していこうと思ったのです。その他にも、素敵なメッセージがたくさん込められています!是非読んでみて下さい!