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フジハラビル 「てんいち無名座」

アップロードファイル 52KB 「あすか」の最寄り駅になる北浜駅周辺には、近代建築、いわゆるレトロビルがたくさんあります。堺筋沿いに少し歩いただけでも、大阪証券取引所(1935)(右写真。2004年12月に新装・リニューアル)、三井住友高麗橋支店(1936)、高麗橋野村ビルディング(1927)、生駒時計店(1930)、等の建物があります。これって凄いですよね(^^)。大阪近代建築を扱ったホームページやブログも数多くあり、例えばここは大阪以外(神戸・京都・滋賀)もカバーしていて、充実しています。

 話が逸れますが、大阪証券取引所ビル(「旧市場館」)は、時代を超越したデザインですね。円筒のすっきりしたデザインはとても70年前のものとは思えません。リニューアルに際して、いろいろと配慮した結果でしょうが、新ビルと全然違和感がないのが凄いです(^o^)。ここで Before <=> After の画像を見ることができます。

アップロードファイル 57KB これらの近代建築ビル群とは離れた場所になりますが、てんいち(天神橋筋商店街。天神橋1丁目)にフジハラビルという建築物があります(左写真)。1923年、大大阪(だいおおさか)時代に建てられたビルで、天神橋筋商店街の最南端にあります。商店街筋を挟んで反対側には、近代的でスマートなビルが建っているので、その新旧の差がまた面白かったりします。

 3年ぐらい前でしたか、ichi&danでここを訪れた際、丁度、地下室を工事中だったのですが、館内を地下から屋上まで、オーナー自ら、すべて案内して頂きましたm(__)m。廃屋寸前だったビルを一人でこつこつ修復されたそうです。ビル内もそうですが、外壁や外周りにオブジェが置いてあったり、手作り感覚が感じられます。詳しくはこちらで。

アップロードファイル 57KB このフジハラビルで、12月22日〜25日の間、無名劇団による「てんいち無名座」というイベントが開かれます。コンセプトは、"大正十二年に建ったビルを丸ごと大大阪(だいおおさか)時代にタイムスリップさせる"ことで、大正時代を体験しようというもの。詳しくは、こちらの 無名劇団新聞(表面)同(裏面)を参照下さい。

 先日ご紹介した「光のルネサンス(2005/11/24)」とあわせて、この周辺で遊ぶというプランも考えられますね。尚、12月23日〜25日、あすかはお休みを頂いております。申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします(笑)