最近の日記

役者が揃いました!(南瓜&蓮根)

アップロードファイル 36KB あすかでは、毎年9月頃から、北海道産の”栗マロン南瓜”を仕入れて料理しています。甘くてホクホク…感激の甘さです!

 夜のお客様には、厚めに切って塩を少々、フライパンで焼いた「ステーキ」という形で召し上がっていただくことが、よくあります。皆さん、「甘い!」「美味しい!」と喜んでくださっています。そう、シンプルな料理こそ、素材の良さを存分に生かせるのです。

 そして、先週からやっと蓮根が登場しました。今年は11月になっても、いつまでも暖かくて、蓮根の入荷をずっと見合わせていました。早い年なら、9月末くらいから、仕入れていたのに…。

 ここに来てようやく昼間の気温も平年並みになって来ました。蓮根もきっと美味しくなって来ただろう…ということで、今シーズンの初入荷となりました。届いた蓮根の箱を開けて、「ようこそ!待ってたよ〜」と思わず声をかけていました。

アップロードファイル 48KB 蓮根バーグに蓮根ボール、そして大人気の蓮根豆腐も、そろそろ夜のお食事にお目見えします。前述の栗マロン同様、ただ焼いただけの「蓮根のステーキ」も蓮根豆腐に負けず劣らずの美味しさです!(私の友だちで、このステーキの方が好き、という人もいます)

 これから寒さが増すと、蓮根は勿論、大根や青菜・ハクサイ・かぶらなど、冬野菜がどんどん美味しくなります。大根役者はいただけませんが(笑)、美味しい役者が勢揃いです。

 そろそろ年末・年始を迎える時期になって来ましたが、気の合う仲間で、是非あすかで楽しい、美味しい一時を過ごして下さい!

 忘年会・新年会のご予約をお待ちしております!

 尚、栗マロン南瓜は、在庫が無くなり次第終了です。まだ食べてない方は、お早めにお越し下さーい(^^)

天満天神繁昌亭

アップロードファイル 120KB この秋にオープンした落語の定席・天満天神繁昌亭。なかなか評判がいいようです。先週日曜日(11/5)の夜の部に行ってきました。9月のこけら落とし公演の最終日に行ったので、今回は2回目です。前回はdanと、そして今回は実家の母と行きました(右画像は上方落語協会「んなあほな 第7号」の表紙より)

 今回はポツポツと空いてる席もありましたが、ほぼ満席状態。5人の噺家さんの落語と、最後は大喜利で締めくくりでした。落語は決して詳しくないのですが、それに今回の出演者も知ってるのは、三喬さん・生喬さんだけでした。でもどの人もそれぞれの味があって面白かったです。大喜利も即興なので、笑わせるのは大変だと思います。下らない駄洒落や、三喬さんのツッコミが面白くてなかなか笑えました。

アップロードファイル 72KB 私の斜め後方に座っていたおっちゃん?が、物凄く大声で笑ってて、それが何とも気持ちよく感じました。落語は笑うことを前提で、皆来られているので、おかまいなしに笑える。客が笑うと話す方も乗って来る。客と噺家との間での掛け合いがあって、ますます落語は盛り上がるような気がします。

 私自身も、お客様の「美味しい!」の一言で、俄然乗って来ます。夜のお食事は、一品ずつお出ししますので、6〜7品の組み合わせ、どういう順でお出しするか、ヤマをどこにもって来るか、等々いつも考えています。お客様からお褒めいただくと、やはり気分良く仕事をさせていただけます。勿論どんな時でも、一生懸命おもてなししているつもりですが(^^;;

アップロードファイル 34KB 繁昌亭ができ、それぞれの噺家さんも、落語を披露する機会が増えたでしょうし、みなさんどんどん上手くなっていかれるのではないかと思います。もっともっと上手になって、笑いの渦に巻き込んでもらえるよう期待しています。

 繁昌亭ができるまでの経緯が、"eo光"のサイトにある関西動画News「天満天神繁昌亭誕生物語 〜60年ぶりの立役者たち〜」(左画像はそのワンショット)にまとめられていますので、興味のある方はご覧下さい。きっと繁昌亭のファンになりますよ(^_-)☆

誕生日大全

アップロードファイル 53KB 先日、とある書店で「誕生日大全」という分厚い本を見つけました。手に取って見てみると、366日分、誕生日ごとに性格・素質、隠された自己、適性のある仕事・職場などが書かれています。興味津々で、先ずはやはり自分の誕生日の所を読んでみました。

 なるほど、結構当たってるかな…などと思いながら、読み進むと、右ページの欄外に「恋人や友人」「力になってくれる人」「運命の人」そして「ソウルメイト」の誕生日が載っているのです。立ち読みにも拘らず、見入ってしまいました。

 お店に置いておけば、お客様にも楽しんでもらえるかも…と思い、買ってしまいました。ジュンク堂書店のカバーがかかっているので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、入り口付近の本棚にありますので、興味のある方は是非読んで見てください。結構はまりますよ!(^_-)

 この本は占星術+数秘術を融合して書かれています。著者からの内容紹介に「人は誕生日によって運命が方向づけられ、自己が決められています。云々」とあります。

アップロードファイル 71KB もう十年以上も前のことになりますが、以前正食協会の会長をされていた松岡四郎先生の講義でのお話を思い出しました。

 松岡先生によると、「占いというものは、統計学だから当たって当たり前。ところが、最近その占いが当たりにくくなってしまっている。というのは、病院の都合で誕生日が意図的に変えられてしまうことが多々あるからである。例えば病院側のスタッフが手薄になる週末や年末は、その前に陣痛促進剤を入れて、無理やりに出産させてしまう。1月1日に生まれるはずだった子が、12月中に生まれて、運命さえも変わってしまう。」というようなお話でした。

 医学の進歩によって、人はいろんなことを可能にしましたが、人の運命さえも変えてしまうとしたら、誕生日をコントロールするというのは、果たしてどうなのでしょうか?ここまで人間が立ち入っていいものなのでしょうか??そして今は殆どの人が、「生」も「死」も病院で迎える時代です。これって一体どうなんでしょうか?

 そんなことを、ふと考えてしまいました。

第3回 デザート教室

 昨日(9月30日)、デザート教室を行いました。10名の方にお集まりいただき、ワイワイと楽しく作りました(^^)

 メニューは以下の4品です。
   @小豆ときな粉のようかん  (以下、@〜B左下写真)
   A南瓜と高野豆腐の揚げ団子
   Bもち粟りんご入り そば粉のクレープ
   C梨のコンポート 〜豆腐クリーム添え〜  (右下写真)

 クレープは一人一枚焼いてもらったのですが、皆さんなかなか上手に焼いていたので、感心しました。私は初めて焼いた時は、よく失敗したものです(^^;;

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 デザート教室も今回で3回目となりました。毎回手軽にできて、家に帰っても作ってもらえるものをと心がけて、レシピを考えています。次回はまだ予定はありませんが、自分の中で、また美味しいレシピをストックしていきたいと思います。

安曇野紀行 〜その2〜

アップロードファイル 91KB レンタサイクルと言えば、所謂「ママチャリ」というイメージでしたが、安曇野のレンタサイクル事情は非常に発達しております。その1でも書きましたが、タンデム有り、マウンテンバイク有り、そして電動自転車有りでビックリ!競争が激しい為か、サービスも行き届いていて、宿まで荷物も運んでくれる。3日間とも天候に恵まれ、安曇野サイクリングを楽しみました。

 2日目は、養生園をチェックアウト後、先ず、ちひろ美術館(安曇野ちひろ美術館)へと向かいました。養生園まで登った分、思いっきりダウンヒルを楽しめて気分爽快。黄金色に輝く田んぼに挟まれた車道は、車も少なく、実に走りやすく気持ちの良い道でした。

 ちひろ美術館でどっぷりはまってしまい(3時間くらい居たでしょうか)、お茶をしに行こう、ということで、目指すは、これまたお客様に教えていただいた「書翰集」という喫茶店。看板を見逃して行き過ぎたこともあって、やっとたどり着いたのは、夕方の4時。この日は5時閉店とのことで、間に合って良かった〜。落ち着いた渋い佇まいのcafeで、丁寧に淹れてくださった珈琲は、とても美味しいものでした。

アップロードファイル 81KB 2日目の宿は舎爐夢(シャロム)ヒュッテ。随分前から知ってはいたけれど、そしてずっと泊まってみたいと思っていた所。ようやくその思いが実現。広い敷地の中、白い洋館風の建物が、周りの風景と見事に溶け合っている。

 ここの食事は、洋風のマクロビオティック料理。ワインを片手に食事を楽しむ。前日の養生園とはタイプが違うが、ここのお料理もとても美味しかった。グリル茄子、トマトとオクラのスープ、茗荷ときゅうりの玄米寿司、そしてメインのテンペの唐揚げ。一つひとつ、ゆっくりと味わい楽しむことができました。

 食後、ホールに集まって、オーナーの臼井さんを中心に話が弾む。スライドを見ながら臼井さんの安曇野紹介に始まり、宿泊者の自己紹介で、更に座がなごむ。面白おかしく場を盛り上げる臼井さんの話術も大したものだが、そんな中にもご自分の考えを盛り込んでおられる。少し啓蒙するように。そして、「信じる者は救われない。私の話は信じちゃダメだよ。自分で考えなきゃ。判断力を持たなきゃダメ。」と。あれ〜、これって桜沢先生(マクロビオティック創始者)みたい、と思ったのは、私だけかな。

 翌朝、6時半から臼井さんの野菜作りの説明があるとのこと。6時起きで身支度をして、集合する。堆肥(コンポスト)トイレやアースオーブンなど、シャロムの設備についての説明があり、そして畑へ。虫や草と共生していく畑…ちらりと赤目自然農塾の川口由一さんを思い出す。朝のゆるやかな日差しの中、北アルプス・南アルプスに囲まれた畑での貴重なひと時でした。

アップロードファイル 113KB シャロムに泊まって、本当に良かったと思います。オーナーの臼井さんのお話は、非常に勉強になり、かつ刺激を受けました。またその人となりに触れて、楽しく愉快に過ごせたし、臼井さんを慕って集まるスタッフの方々も皆心優しい人ばかりのような気がします。
 パーマカルチャーシュタイナー教育など、今後の生き方のキーワードもいくつか見つかりました。いろんな思い出を乗せて、列車は大阪へと向かいます。また絶対行くぞ〜。そう思うことで、名残惜しさと旅の終わりの寂しさを、ぐっと胸の奥へと押しやったのでした。

 最初は四国に行こう、と言ってたのに、ひっくり返してしまった私に、付き合ってくれたdanにも感謝…。

安曇野紀行 〜その1〜

 9月21日〜23日まで、長野県・安曇野へ行って来ました。21・22日と臨時休業をさせていただき、お客様には大変ご迷惑をおかけしましたm(__)m

アップロードファイル 108KB 安曇野は大好きで、今までに2、3回訪れたことがあります(danは初めて)

 信州といえば、やはり真夏かスキーシーズンに行くばかりでしたので、秋に旅行するのは初めてです。そこ、ここにコスモスが咲き、田んぼは一部稲刈り後の所もありましたが、まだまだ多くが収穫前。ずっしりと重い頭を垂れた稲穂が、風に揺れていました。黄金色の田んぼはそれはそれは美しく、実りの秋を満喫させてくれる風景でした。

 大阪を朝の8時に出発し、昼過ぎに穂高駅に到着。駅のすぐ近くのお蕎麦屋さんで、まずは腹ごしらえ(笑) レンタサイクルを借りるべく、駅前に戻ると、歩道にタンデム車(右写真上。クリックで拡大)が立掛けてあるのを発見!一度タンデムに乗ってみたかったので、これは良いチャンス!とばかりに即決。タンデムは日本では長野県と北海道でしか、乗ることができないということです。

アップロードファイル 152KB danが前に乗り、最初はフラフラしながらも、大王わさび農場に向け、仲良く?ペダルをこぎ出したのでした。途中東光寺(巨大鉄下駄で有名)に寄り、目的地のわさび農場へ。農場近くの川の水の清らかさに感動。

 きれいな水ときれいな空気は、人を元気にしてくれる。(汚しているのは、人間に他ならないのだけど…)

 わさび農場をゆっくりと回り、水車小屋へ。絵葉書にでもなりそうな風景に非常に感動する(左写真。クリックで拡大)滞在中、もう一度ここに来たいと思うほどでした(しかし、時間切れで叶わず(;_:)

 夕方、タンデムをマウンテンバイクに乗り換え、この日の宿・穂高養生園へ。途中からの登りのきつさにめげそうになる。暗くなるまでにと思いつつ、なかなか思うように足が回らない。夕食の時間・5時半にはとても間に合いそうにない。養生園に遅れる旨連絡し、必死でペダルをこぐ。ようやく養生園の看板が見えた時の嬉しさと言ったら!自転車を降りた時は、足がガクガクでした(^^;

アップロードファイル 88KB 楽しみにしていた養生園の食事(左写真上。クリックで拡大)。期待に違わず、本当に美味しかった。一品一品丁寧に作られていて、野菜の旨味も十分に生かされていました。連泊している方もいらっしゃいましたが、私もここのお食事なら、毎日食べても飽きないだろうなあ、と思います。

 養生園を紹介して下さったお客様から、朝の散歩は、是非参加して下さい、と言われていました。翌朝、8時に受付集合で散歩に出かける、と聞いていたのですが、実はこの日プログラムはヨガで、7時半に集合し、養生園から20分ほど上に行った所にある「森の家」へ、すでにみんな出発したとのこと。う〜ん、なんてこった。仕方がないので、とりあえす、森の家までブラブラ散歩。朝の清々しさは、身体の隅々まで清めてくれるようで、感謝。

 朝ご飯(左写真下。クリックで拡大)も、とても美味しく、手の込んだ物を出してくださいました。朝からこんなに食べれるの!というくらい、品数が多くてびっくりしました。食事の前にお料理の説明もあり、マクロの基本を踏まえた上で、よく考えて作ってくださっていることが、わかりました。きっと前日の夜も、食事の時間に間に合っていれば、お料理の説明が聞けたんだろうなあ、と思いました。

 安曇野紀行、今日はここまで。この後のことは、後日のお楽しみに…(^_-)

料理教室(応用コース) 修了

 あすかDiaryも長い夏休みに入っておりました(笑) やっと涼しくなって来て、またボチボチ書き綴って行きたいと思います^^;

アップロードファイル 120KB 先日、4月から始まった料理教室・応用コースの最終回が終わりました。基礎コースを終えた方に更に料理の楽しさを知っていただくために、初めて設けたコースです。

 最終回は、皆さんに一品ずつ持って来ていただいて、食べ合いをしましょう、ということで、それぞれが家で作った物を持寄りました。

 前日の夜、「今頃みんな一生懸命作ってはるんかなあ」と思うと何となく落ち着かず、受験を明日に控えた子を持つ母親の気持ちってこんなんかなあ、などと想像しつつ、浅い眠りについたのでした。

 そして、迎えた当日。こちらで用意したレシピを二品作り、いよいよ皆さんのお料理の発表となりました。大鉢に盛り付け、カウンターの上はお料理でいっぱい。煮物が多かったのですが、これだけ料理が並ぶとパーティーさながらの風情でした。

アップロードファイル 130KB 皆さんの料理については、一つ一つ私の思うままにコメントをさせていただきました。日頃どんな風に作っておられるのか、是非知りたかったことが、この企画の一番の目的でしたが、お世辞ではなく、安心しました。この調子でどんどん作っていっていただきたいと思います。いつも言っていますが、お料理は回数(経験)が何よりモノを言います。

 盛り付けた時のあしらいまで持って来てくださった方もいて、教室でずっと言い続けて来たことが、浸透してるんだなあと、そんなことも嬉しかったのでした。

 皆さん、非常にプレッシャーを感じつつも、そして仕事を持っておられながらも、キチンと作って持って来ていただいたことに、本当に感謝します。いろいろ苦労もあったようですし…。何度も作って、味見をし過ぎて、一体どれが良いのかわからなくなった、という話も出ました。

アップロードファイル 101KB 苦労はあったけど、張り合いもあり、結局は非常に自分の為になったという感想を聞きました。自分が食べる分とか、家族が食べるのに作るのとは、心構えが違う、という声も。

 そうです。人様に食べていただくというのは、それだけ大変なことなのです。まっいいか、では済まされない、でもそれで上手になっていくのです。私もお客様に育てていただきました。勿論まだまだ発展途上です。

 持寄りをまたやりましょう!という意見も出て、まずは良かった、良かった、とホッとした次第です。

 4月から始まった料理教室も、この日をもって3クラス全部が終了しました。もう早くも心は10月からの教室に向かっています。お陰さまで早々に全クラス定員になりました。

 また良い教室にしていけるよう、努めたいと思います。