最近の日記

熱い想い

 CHAGE and ASKAのコンサート、一体何度行っただろう?十数年のファン暦からすると、10回以上は行っているかも…。今回もとても感動し、幸せな時間をチャゲ・アスと何千人のファンと共に過ごしました。いつもの如く、チャゲとアスカのMCは面白く、笑いの連続。この日は、アスカが最初のMCで、自ら笑いのツボにはまってしまい、歌い出せなくなる場面も。これもライブならではのハプニングでしょう。

 今回は、ある曲でグチャグチャに泣いてしまいました。それは、「熱い想い」という曲です。これはアスカがまだ20代の若い頃に作った懐かしい一曲。元々大好きな曲でしたが、ライブで聴くとまた格別です。シンプルな言葉で熱い想いを綴ったラブ・ソングです。改めて詩の良さを想い、また丁寧に心を込めて歌うアスカの歌に、姿に、胸がいっぱいになり、涙がボロボロこぼれました。そして、お次は「PRIDE]。イントロが流れた瞬間に「来た!」て感じ。このたたみかけるような名曲の連続攻撃に、すっかり酔ってしまったのでした。

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 ラストの曲に入る前に、アスカが、「最近環境破壊とか環境問題だとか、よく言われるけれど、そしてこのまま行けば20年後には、とか100年後にはどうなる、などと言ってるけど、(そんな悠長なことを言ってられないほど)現実はもっと深刻です。厳しい時代ですが、この時代に生まれて来たということ、この時代に居合わせたいうことは、きっと我々はみんなで乗り切っていける、ということだと思います」というような話で締めくくっていました。

 大変な時代になって来ていることは、誰もが多かれ少なかれ意識していると思います。でも、それに対して徒に危機感を募らせているだけでは、何も変わらない、何も生まれない。私たちひとり一人が、今できる事は何なのか、考え行動していく事が、大切だと思います。美しい地球を取り戻したい、次世代に繋げて行きたい、そんなみんなの熱い想いが重なり合って、きっと明るい未来を作って行けると、信じています。

■コンサートData
 CHAGE and ASKA Concert tour 2007 DOUBLE【W】
 2007/6/18(月) 大阪・フェスティバルホール 18:30開演

料理教室 折り返し地点

アップロードファイル 27KB 4月から始まった料理教室も、早くも5回コースの3回目を迎え、中盤に差しかかって来ました。6月がちょうど折り返し地点という所です。基礎クラスが2クラス、応用クラスが1クラス、少しずつ各クラスのカラーが出てきたようです。特に、基礎クラスのBチームは、全員が2回目の方ばかりで、しかも前期(2006年10月〜2007年2月)の打上げ会で、すっかり皆さん打ち解けておられることもあり、生徒さんの強い個性が発揮される場面もしばしば。私も教室の最中に大爆笑していることがあります(^o^)

アップロードファイル 25KB 今の形の料理教室にしてから、丸2年が経ちました。今期は一つのレシピから、更にもう一品作れるように、実際に作ったり、口頭で説明したりしています。また私が日頃店で作っている料理の量や、料理教室で作る量と比べると、生徒さんが家で作る量はかなり少ないので、そのことも意識して料理の仕方をお話しているつもりです。こうして少しずつでも進歩・進化していく努力を続けたいです。料理の面白さ、楽しさを知っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません(右上写真2点は、今回の基礎コースで作った料理です)

アップロードファイル 22KB 話は変わって、これ(左写真)は、えんどう豆の写真です。鞘から出して冷蔵庫に保管しておいたものを、料理をしようといざ取り出すと、数個がこのように発芽していました。水曜日に届いた物で、翌週の月曜日にこの状態です。まさに生きている!こういうのを目の当たりにすると、野菜だとか食べ物だとかいうことよりも、「命をいただく」ということを本当に実感します。そしてつくづくありがたいと。人参でも冷蔵庫のなかでやっぱり芽が出ていたり、半分使って半分ラップに包んで置いておいた玉ねぎが、ほんの3〜4日の間に根が出ていたり(半分に切られているにも拘らず!)、すごい生命力だと思います。この命、決して無駄にすることなくいただきたいですね。そして私たちの身や精神を養ってくれていることに、感謝したいと思いますm(__)m

石笛演奏会

 5月23日(水)、久々のライブを行いました。ゲストは、石笛(石の笛と書いて「いわぶえ」と読みます)奏者の横澤和也さん。

 石笛というのは、石に貝が穴を空けて行って笛になったものです。だから全くの自然の産物。世界に同じものはひとつと無いものです。横澤氏の話によると、他の石に機械で同じように穴を空けても、同様の音がするらしい。しかし、貝が少しずつ少しずつ、何年も何年もかかって穴を空けた物にはストーリーがある。音は同じでも、やはり違うはず、ということでした。そしてそれは目に見えない何かの力であると。

 さて、いろいろとお話を交えながらの演奏会は、先ずは横笛の演奏で始まりました。それから石笛についての説明があり、いよいよ石笛の登場です。石笛の音色は、お集まりいただいた方のほとんどが、初めて耳にされたようです。時には体を突き抜けるような激しく鋭い音、時には優しく包むような音色に、皆さん、どうお感じになったでしょうか?

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左から順に、「石笛」 ・ 「横澤さん(手前右)を囲んで」 ・ 「当日の弁当」

 最後にまた横笛に持ち替えて、何曲か吹いてくださいました。童謡「赤とんぼ」が流れた時には、こらえ切れずボロボロ涙が出てしまいました。というのも、今回横澤さんに来ていただくことになったいきさつや、肝煎りをして下さった師みのりさんのこと、そしてこの「赤とんぼ」はみのりさんが大好きな曲であること、などいろんな想いが、自身の中に溢れ出てきたのでした。

 とにかく、無事終わったことで、今はホッとしています。お客様にも演奏を楽しんでいただけたこと、また、初対面のお客様同士で交流を深めていただけたようで、そのこともとても嬉しく思います。

 素晴らしい演奏を聴かせてくださった横澤さん、いろいろ心配をかけて、また当日お料理を送ってくださったみのりさん、本当に感謝感謝です。来てくださった皆様、ありがとうございました。また何か楽しいことを企画したいなあ、と思っています。

■参考サイト 五千年の時空を超えて蘇る神の笛 石笛

バラが咲いた♪

 中之島公園のバラが、今とても綺麗です。赤・黄・ピンク・白など、色とりどりに咲き誇っています。鮮やかな赤色も美しいのですが、淡いピンクや黄色もとっても可憐です。あすかに食事にお越しのお客様には、是非バラ園とのセットで楽しいんでいただきたいものです。

 店を始めた頃、松原の実家から通っていたのですが、北浜駅で降りて難波橋(ライオン橋)を毎日渡っていました。バラ園のバラは真冬から一時姿を消します。つまり何も咲いていない「冬枯れ」状態になるのですが、これが何と一夜にして咲くのです!毎日バラ園を見ながら橋を渡っているのですから、見間違うことはありません。この変化にはびっくりしました。だんだんに咲いて行くものと思っていたのですから。時は折りしもゴールデンウィーク直前。しばし考え、ははーん、そういうからくりだったのか…。皆さんも多分おわかりでしょうね(笑)

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 何はともあれ、美しく咲くバラには心がなごみます。それでいいじゃないの。これから何ヶ月もの間、管理・手入れも大変だと思います。あすかのお客様にも足を運んでいただけるよう、お薦めしていきたいなあと思います。

財布

 かなり前の話ですが、あるトーク番組に、風水師(女性)が、出演していました。その時、ゲストの女性の財布について、いろいろコメントしていました。その風水師が言うには「財布の寿命は2年」だそうです。2年を過ぎると、財布がお金を集める能力を失う、ということでした。

 へー、ほんまかな〜(^^;; また、お札を折りたたんで入れるタイプの物より、たたまずに出し入れできるタイプがいいそうです。そして、財布の中は常にすっきりとさせて、お金が出し入れしやすいようにしておくこと。レシートやカードなどがゴチャゴチャと入っていて、パンパンに膨らんでたりするのは、良くないと言っていました。

アップロードファイル 40KB 私が今使っているのは、北浜の三越の閉店セールで買った物。そろそろ2年経過です。ということで、財布を買い替えることにしました。百貨店に行ったついでに、財布売り場へ。ブランド物が沢山並んでいます。1万円前後の物から、高い物になると、2万円近くだったり、あるいは2万円を越える物も…。「これじゃぁ、財布の中身より、財布の方が高いやん(笑)」と思いつつ、キョロキョロしてると、ワゴンに入った財布たちが手招きをしています。これこれ、やっぱり私はワゴンが好きよ!と速攻ワゴンに張り付き、あれこれ物色しました。

 あまり迷っていてもキリがないし、最初にいいな、と思った物に決めました。黄色の財布は初めてですが、というか、汚れが目立ちやすいと思い、どちらかというと避けていた色です。黄色は金色に通じ、金運を高める、ということは、ご存知の方も多いでしょうが、まあ、ちょっとあやかってみるか…ということで、初の黄色財布です。財布の中の仕切りが多いのと、その割には分厚くないこと、皮の柔らかさも気に入っています。

 さて、使い始める日ですが、折角ですので、しかるべき佳き日(やっぱり大安かなあ)を選んで、デビューさせようと思っています。今使っている財布には、十分お礼を言って…。あすかスタッフのKちゃんによると、使い始めの時には、お金を沢山入れておくのがいいそうです。そうやって、お金が常に沢山入っているように、お財布自身にインプットさせておくらしいです(^o^)

 写真 黄=近々デビュー予定 赤=引退間近の財布
   

ならまち

アップロードファイル 37KB 一昨日の土曜日の夜。ネットサーフィン中のdanが「"めしあがれ"が奈良町に移転したらしい」と言う。"めしあがれ"とは、奈良の富雄にあったフランス料理のお店。富雄のお店には、2度ほど行ったことがあります。へー、奈良町か…。

 住所が奈良町十輪院南門前とあります。十輪院は、確か河島英五のお墓がある所…。danにその事を言うと、早速ネット検索。あ〜やっぱりね〜(^^;; 「明日は奈良町へ行こう!」と日曜日の過ごし方が、即決まりました。

 奈良町といえば、やっぱり着物ね♪ 紬と帯、襦袢を用意し、帯揚げ・帯締めまで出して準備万端(左写真) この日のお昼から降っている雨も、明日の午前中には上がるハズ、と妙に確信を持ってるところが、おめでたい性格(^o^)

アップロードファイル 99KB 翌日曜日。朝から能登半島沖で地震発生のニュースが流れる。まだ情報が集まっていないようだが、被害が小さいことを祈りつつ支度をする。12時過ぎに自宅を出発。奈良町で昼食後、十輪院(左写真上)へ向かいました。

 河島英五のお墓の前で、そっと手を合わせる。特別ファンだった訳ではありませんが、有名な「酒と泪と男と女」、「野風増」など、とても好きでした。49歳の誕生日を目前にした死は、余りにも早すぎて惜しい。今なお元気で音楽を続けていたら、どんな曲を唄ってくれただろう、と思います(4/18に、河島英五の活動を網羅した3枚組DVD-BOXが発売されますね。詳しくはこちら

 おっと、肝心の"めしあがれ"ですが(左写真下)、今しばらくは、カフェのみの営業ということで、お茶をしました。シックな町屋の佇まいでいただくフランス料理はどんなだろう…と。次は是非ランチをいただきたいなあと思います。

お薦めBook

アップロードファイル 55KB 3月も早くも中旬となりました。暖冬で春の陽気に誘われて、次々と咲き始めた店の前の花たちも、ここ3〜4日は、寒さに震えているようです。

 先日、月一回の着付けのお稽古に行った日の事。レッスンが終わってから、先生と二人でお茶を楽しみました。レッスンの後、時間があればお茶につきあっていただくのですが、これもお稽古の楽しみのひとつです。着物の話や仕事の話など、先生との話は尽きません。途中で先生が、「最近読んだ本で、お薦めは何?」と訊かれ、しばし考えるもなかなか出て来ず。「また考えときます。」「また教えてね。」で、この話題はここまでとなりました。帰ってから、数少ない(笑)去年読んだ本を思い起こしてみました。そこで、面白かったなあ、と思ったものを、三冊挙げてみようと思います。

 @「身体知」 内田樹・三砂ちづる著 (バジリコ株式会社)
 A「生命の暗号」・「人生の暗号」 村上和雄著 (サンマーク出版)
 B「国家の品格」 藤原正彦著 (新潮新書)

アップロードファイル 29KB 先ず、「身体知」ですが、内田さんと三砂さんの対談が収められています。三砂さんは津田塾大の教授。日常的に着物を着ておられるので、着物にまつわる話がよく出てきます。例えば、着物を着ていると、洋服と違って袂があったり、裾さばきが気になったり。恥ずかしながら、ドアノブに袂をひっかけるなんて、私はしょっちゅうです^^;; 着物を着ると、身体から離れた所まで意識しないといけない。着物を着ていた昔の人は、現代人よりもずっと意識感覚がすぐれていた、ということが書かれていたりします。

 次に「生命の暗号」と「人生の暗号」。この本を読むきっかけは、正食協会でのセミナーに参加して、講師の岡部賢二先生のお話の中で出て来たからです。自身の大きな可能性を信じることで、随分勇気づけられました。また「サムシング・グレート」の存在も、納得できます。

 「国家の品格」は、読まれた方も、かなりいらっしゃることでしょう。「品格」という言葉が、昨年の「流行語大賞」にも選ばれたくらいの、話題作です。安倍総理が「美しい国」とおっしゃる度に、鳥肌ものの私ですが、真のエリートの出現が待ち遠しいものです。

 こうして文章を書いていると、もう一冊お薦めの本を思い出しました。「生き方は星空が教えてくれる」木内鶴彦著(サンマーク出版) です。去年の4月に木内さんの講演会を当店主催でさせていただいたから、というわけではなく、興味深く、面白く読ませていただいた本です。

 そのうち、私よりもずっと読書家のdanが、いつか独自の読書観やお薦め本を語ってくれるかも...。皆さんもお薦め本があれば、紹介下さいね(^_-)☆